あわあわ、もう2021年もひと月しかない。ぺらぺらと一枚っきりのカレンダーがファンヒーターの風をうけて頼りなく揺れている。その景色に焦燥感に駆られるこけ子です。
今年は寒そうだと毎年聞くけど。どうなのでしょう。石油が高くて電気代や灯油で家計が火の車にならないことを祈りつつ。
名刺やロゴ、チラシのデザインでお世話になった「ゆめのたね」さんのイベントをお手伝いしています。こどもたちに本物の職業体験の機会を提供している「ゆめのたね」。
初回は11月末のYAM-YAM広場のイベント「りんご収穫体験」の現場にお邪魔して、写真をとったりインタビューを体験してもらいました。
冬にかけて実施される須賀川の魅力を親子で体験するイベント「そらいろのたね」の活動全3回を取材するこども編集部員といっしょに冊子を制作します!楽しみです。
毎日一句!子育て俳句の自分ルール
- なるべく、子どもといる日常を切り取ってつたえる
- 無理せずなじみのある季語を選ぶ
最近のInstagramでは育児イラスト・育児漫画がたくさんあって、そのなかでも育児カルタとかママカルタ・パパカルタとか風刺や愚痴、育児あるあるなどのネタ感は控えめにしていこうという挑戦です。
ワンパク坊主のママによる子育て俳句集11月下旬の巻
ふっかりと積もった落ち葉に飛び君よ
― スカガワこけ子 11月16日
くるくると息子と落ち葉の徒競走
― スカガワこけ子 11月17日
取り込んだ洗濯の香り落ち葉
― スカガワこけ子 11月18日
第64回「#ラボ句会」兼題『落葉(おちば)』焚き火だ焚き火だ落ち葉炊き。須賀川市民的には牡丹焚き火と行きたいところですね。
コスモスの花にうずもれ背を比べ
― スカガワこけ子 11月19日
コスモスの葉の編み模様をつまむ指
― スカガワこけ子 11月20日
コスモスって花もかわいいけど、葉っぱのカタチがレース編みみたいにきれいだなって気が付いた今年。あとオレンジや黄色のコスモスってあるんだな。という発見。
牡丹焚き紫煙にまぶた細める日
― スカガワこけ子 11月21日
おなじ紐結ばれる柿多生の縁
― スカガワこけ子 11月22日
吊るし柿熟すほどに鈍色の
― スカガワこけ子 11月23日
渋柿の枝沈むほど鳥集う
― スカガワこけ子 11月24日
松ぼっくりがあったとさーの歌って最後お猿が拾って食べたとさ。で終わるんですが、ほんとうにお猿は松ぼっくり食べるんでしたっけ?
冬林檎はな近づけて香り吸う
― スカガワこけ子 11月25日
生きのびた実の紅ひかる冬林檎
― スカガワこけ子 11月26日
包丁に添える手丸く冬林檎
― スカガワこけ子 11月27日
今年はいろんな果物が霜の被害を受けましたが、リンゴもそうだったようで、傷がついたり実がならなかったり。それでも冬の寒い時に紅い色とよいかおりで幸せをくれるリンゴの素晴らしさよ!
大皿にカキフライの跡ぽっかりと
― スカガワこけ子11月28日
牡蠣鍋や居間で感じる海の味
― スカガワこけ子 11月29日
キッチンのひしめきに沈む牡蠣の殻
― スカガワこけ子 11月30日
ラボ句会の兼題:牡蠣(かき)です。冬の味覚ですね。なんとなく生ガキが苦手、子ども舌のこけ子です。フライトか皿からすかさずなくなってキャベツの山にしんなりそのあとだけが残ってる。