まずは初心者でも取り入れやすい四季折々の季語を、「いちばんわかりやすい俳句歳時記」からご紹介していきます。

俳句初心者にお勧め本
発売日: 2016年10月13日頃
著者/編集: 辻桃子・安部元気
出版社: 主婦の友社
発行形態: 単行本
ページ数: 528p
ISBNコード: 9784074184323
俳句初心者でも文字を見ただけで思い浮かびやすい季語に絞っています。玄人っぽい季語って使うのに躊躇します。技術に自信がないとその季語を使う勇気がわかないといいますか。
俳句初心者に鉄板の季語 冬
季語は春夏秋冬のさまざまな事象や動物・植物を網羅しています。冬と新年は四季の冬とは別に設けられています。年末にする新年の準備は冬の季語なんですけど、門松立つとか。それにしても、初冬の秋もまだかすかにある感じから節分までが冬。季語から感じる変化もなかなかに激しい季節です。
冬の季語:時候
いろいろな冬
- 冬
- 冬帝・冬将軍
- 初冬・冬の初め・冬浅し・冬めく
- 冬ざれ
- 小春・小春日・小春日和・小春空・小春凪
- 冬ぬくし・暖冬・冬暖か
- 冬の日
- 仲冬
- 晩冬・冬の末
- 寒の入り
- 寒のうち
- 短日・暮早し
- 寒暁・冬の朝・冬暁
- 冬の暮・冬の夕・寒暮
- 冬の夜・夜半の冬・霜夜
- 寒し・寒気・寒さ
- 冷たし・冷え・底冷え・寒冷
- 凍る・凍結・朝凍む・夕凍む
- 冴ゆる・冴え・さえざえ・風冴ゆる・星冴ゆる
- 寒波・寒波来る
- 三寒四温・四温日和
- 厳寒
- 冬深し・真冬・冬さぶ
- 日脚伸ぶ
- 春を待つ・待春・春遠し
- 春隣・春近し・春間近・春便り
- 冬尽く・冬終わる・冬の果て・冬去る・冬の名残・冬の別れ・冬惜しむ・冬行く
年末を表す季語
- 年の暮れ・年の瀬・年末・年詰まる・歳末・歳晩
- 数え日・日を数う
- 年惜しむ
- 行く年・年逝く・年歩む・流るとし
- 小晦日
- 大晦日
- 除夜・年の夜
旧月名の季語
- 神無月・時雨月・神去月・出雲では神在月
- 十一月
- 霜月・霜降月・神楽月・雪待月
- 十二月・極月
- 師走
- 一月
冬 二十四節季の季語
- 立冬・冬立つ・冬来る・冬来る(りっとう) 10月節 11月7日頃
- 小雪(しょうせつ) 10月中 11月22日頃
- 大雪(たいせつ) 11月節 12月7日頃
- 冬至(とうじ) 11月中 12月21日頃
- 小寒(しょうかん) 12月節 1月5日頃
- 大寒(だいかん) 12月中 1月21日頃
冬の季語:天文
冬の空
- 冬日・冬日向・冬日影
- 冬の空・寒天・冬天・寒空・凍空
- 冬晴れ・冬日和・冬晴るる
- 寒晴れ・寒の晴・凍晴
- 冬麗・冬麗らか
- 冬旱・寒旱
- 冬の雲・冬雲・凍雲・寒雲
- 冬入日・冬日没・寒没日
- 冬夕焼け・寒夕焼け・冬夕日
- 冬の月・寒月・寒三日月・月凍る・月冴ゆる
- 冬の星・冬銀河・寒星・寒昴・荒星・オリオン・天領
冬の風・冬の水辺・天気の季語
- 冬凪・寒凪・凍凪
- 凩(木枯らし)
- 寒風・冬の風
- 北風・北吹く・北ならい
- 空風・空っ風
- 北おろし
- たま風・たば風
- 隙間風
- 虎落笛(もがりぶえ)
- 初時雨
- 時雨
- 冬の雨・寒の雨
- 冬の虹
- 霜・大霜・強霜・霜の戸・初霜・霜雫・霜日和・霜晴
- 霰・初霰・雪あられ・氷あられ・氷雨
- 霙・霙混じり
- 雪催い・雪雲(雪が降りそうなそら)
- 雪・雪空・雪片・小雪・粉雪・大雪・水雪・ざらめ雪・新雪・積雪
- 初雪
- 深雪・雪深し
- 根雪
- 吹雪・雪煙・ブリザード
- 雪しまき
- 垂り雪
- 雪晴れ
- 風花・吹越
- 冬の雷・雪の雷・寒雷
- 冬霞・寒霞
- 冬の霧・寒の霧・スモッグ・煙霧
- 樹氷・霧氷・木花咲く・木華
- ダイヤモンドダスト・氷昌・氷塵・霧雪
- 凍土・凍道・凍上
- 霜柱・霜畳
風・雨・霰・表・霜・雪・霙どんどん変わる冬の空。
冬の季語:地理
冬の野山の季語
- 冬山河・冬景色・冬の色
- 冬野・冬の原・冬野道
- 雪野・雪野原・雪原・雪景色
- 枯野・枯れ野原・枯原・枯野宿・枯野人
- 枯園・冬の園・庭枯るる・枯庭
- 冬田・冬の田・冬田道
- 冬の山・冬山・冬山路・寒の山・氷壁
- 枯山・枯木山・山枯れる
- 山眠る・眠る山
- 雪山・雪嶺
冬の水辺の季語
- 水涸れる・川涸れる・沼涸れる・涸川・涸瀧
- 冬の水・寒の水
- 冬の川・冬河・冬河原・雪の川
- 冬の泉・寒泉
- 冬の海・冬の浜・冬渚
- 波の花
- 初氷
- 氷・圧氷・氷張る・氷塊
- 氷柱・垂氷・草氷柱・軒氷柱・屋根氷柱
- 冬の瀧・寒の瀧
- 凍瀧・氷瀑・瀧凍る
俳句初心者にお勧め本
2021年は「俳句を始める・1日1句は作る」を目標にしました。こけ子でございます。
俳句は季語あってこそ。季語を軸に五・七・五の十七音で表現します。ウィキペディアによれば季語が成立したのは平安時代後期、遥かなる歴史の重みを感じます。
まずは初心者でも取り入れやすい四季折々の季語を、「いちばんわかりやすい俳句歳時記」からご紹介していきます。

俳句初心者にお勧め本
発売日: 2016年10月13日頃
著者/編集: 辻桃子・安部元気
出版社: 主婦の友社
発行形態: 単行本
ページ数: 528p
ISBNコード: 9784074184323
俳句初心者でも文字を見ただけで思い浮かびやすい季語に絞っています。玄人っぽい季語って使うのに躊躇します。技術に自信がないとその季語を使う勇気がわかないといいますか。
俳句初心者にお勧め本

- 柏餅 かしわもち
- 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。