まずは初心者でも取り入れやすい四季折々の季語を、「いちばんわかりやすい俳句歳時記」からご紹介していきます。
俳句初心者にお勧め本
発売日: 2016年10月13日頃
著者/編集: 辻桃子・安部元気
出版社: 主婦の友社
発行形態: 単行本
ページ数: 528p
ISBNコード: 9784074184323
俳句初心者でも文字を見ただけで思い浮かびやすい季語に絞っています。玄人っぽい季語って使うのに躊躇します。技術に自信がないとその季語を使う勇気がわかないといいますか。
冬の季語:人事
手荒れとか、体調不良が目立って多い冬の季語。ちゃんちゃんこ、掻い巻き、ねんねこなんて絵本の世界ですかね。令和のこどもはわかるかな。
冬の装いの季語
- 冬服・冬衣
- 冬羽織・ちゃんちゃんこ・どてら
- 綿入・ダウンコート・ダウンジャケット
- 掻い巻き・夜着
- ねんねこ
- 毛皮
- コート・オーバー
- マント
- ショール・ストール・マフラー
- セーター・カーディガン
- 股引
- 手袋
- 冬帽子
- イヤーマフ
- マスク
- ブーツ・雪靴
- 雪眼鏡
- 毛糸編む
- 布団・布団干す
- 毛布
体・体調にまつわる冬の季語
- 水洟
- くしゃみ
- 咳
- 風邪・風邪心地・インフルエンザ
- 湯冷め
- 息白し
- 木の葉髪
- 肌荒れ・ひび・あかぎれ・手足荒る
- しもやけ・凍傷
- かじかむ・凍える
- 懐手(服やポケットに手を入れる)
- 日向ぼこ
冬の食べ物季語
- 餅・寒餅・水餅
- 熱燗・燗酒・鰭酒・生姜酒・玉子酒
- 生姜湯
- 寒造り
- 寒玉子
- 葛湯
- 蕎麦掻・蕎麦湯・夜鷹蕎麦
- 焼き芋
- 鯛焼き
- 蒸し饅頭
- 塩鮭
- 海鼠腸
鍋・汁物の冬の季語
- 鍋焼き
- 湯豆腐
- 雑炊
- すき焼き
- 寄せ鍋・牡丹鍋・猪鍋・鮟鱇鍋
- 河豚汁・粕汁・納豆汁・根深汁・蕪汁・闇汁
- にこごり
- おでん・おでん鍋
- 風呂吹き
漬物・野菜・収穫・調理 冬の季語
- キムチ漬
- 大根漬・たくあん
- 茎漬
- 切干・切干大根
- 干し菜
- 大根引く・大根洗う・大根干す
- 菜洗う
- 蒟蒻掘る・蒟蒻玉・凍み蒟蒻
- 蓮根掘る・蓮根
- 蕎麦刈る
- 杜氏来る
- 味噌つき・味噌つくる
- 豆腐凍らす・高野豆腐・凍み豆腐
- 寒天つくる・天草たく
しつらえ・畑・庭仕事 冬の季語
- 霜囲い・霜よけ・雪囲い・雪垣・風囲い・風除け
- 藪巻き・雪つり
- 北窓ふさぐ・目張り
- 冬座敷・冬構え・冬館・冬ごもり
- 冬燈
- 障子・襖・屏風・絨毯
- 暖房・暖炉・ストーブ・炬燵・
- 火鉢・炉・オンドル
- 炭・炭焼き・炭火・埋火・練炭
- カイロ・湯たんぽ・行火・湯気立て・加湿器
- 焚火・火事・火の番
雪とくらし 冬の季語
- かんじき・そり
- 除雪車・雪かき・雪下ろし
- 紙漉き
- 冬耕・寒越え
- 狩り・狩人・猟犬・鷹狩
- 炉開き・口切
- 温室・ビニールハウス
年越し 冬の季語
- ボーナス
- 歳暮
- 事納・御用納め
- 年用意・畳替え・煤払い・煤籠り・煤逃げ
- 年忘れ
- 年の市
- 飾売り・暦売り・古暦・日記買う
- 賀状書く
- はたき納
- 餅つき・餅配り
- 門松立つ・注連縄づくり・注連縄飾る
- 年の米・年の宿・年の湯・年の火・年守
- 年越しそば
まなび 冬の季語
- 寒復習
- 寒声
- 寒泳
- 寒稽古
- 寒紅
遊び・スポーツ 冬の季語
- 冬休み
- 避寒
- 探梅
- 寒釣り
- 夜話
- 竹馬
- 雪投げ・雪合戦・雪だるま・雪ウサギ
- スキー・ゲレンデ
- スケート・フィギュア
- ラグビー
冬の季語:行事
神無月の行事の季語
- 神の旅・神送り・留守の神(出雲に行っている)
- 神迎・神返(出雲で神様たちを迎える)
- 神在祭り・神集
仏事や神事の季語
- 十夜
- 十日夜・亥の子
- 夷講・宵夷
- 鞴祭り
- 酉の市
- 熊手
- 神楽
- 御火焚
- 七五三
- 牡丹焚火
- 札納
- 除夜の鐘・除夜詣
- 年籠り
- 寒詣
- 寒行
- 柊挿す・鰯の頭挿す・豆柄挿す
- 厄落とし
祝日・お祝い・イベントの季語
- 顔見世
- 七五三
- 勤労感謝の日
- 羽子板市
- ゆず湯
- クリスマス
- 聖樹・クリスマスツリー
- 年越・年を越す・年取
- 雪祭り・雪像
- 節分
- 豆まき
俳句初心者にお勧め本
- 柏餅 かしわもち
- 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。