2021年1日1句のらりくらりと1月末までのまとめです。ずぶの素人が毎日一句をやるというブログですので、出来ばえはご容赦くださいまし。モチベーションのらじるラボの定例コーナーが国会中継でないのでちょっと寂しい1月下旬です。
毎日一句!子育て俳句の自分ルール
- なるべく、子どもといる日常を切り取ってつたえる
- 無理せずなじみのある季語を選ぶ
最近のInstagramでは育児イラスト・育児漫画がたくさんあって、そのなかでも育児カルタとかママカルタ・パパカルタとか風刺や愚痴、育児あるあるなどのネタ感は控えめにしていこうという挑戦です。
毎日一句!子育て俳句集1月中旬の巻
目標を立て直したる小正月 ― スカガワこけ子1月21日
新年の誓い、そろそろ守れないことも増えてくるのが小正月ごろかな?という自戒も含むこの一句です。俳句は意外と続けられてますが。
運命は手のひらのうえ初御籤 ― スカガワこけ子1月22日
毎年息子におみくじをひかせるのですが、今年は末吉です。「いまは努力の成果が表に見えにくい」というなかなか厳しいお告げが。魔の3歳児によくあるイヤイヤが収まらないしトイレトレーニングもはかどらず。思い当たることしかないおみくじの内容でした。
目隠しを外す前から福笑い ― スカガワこけ子1月23日
福笑いとか、息子ははじめる前からエヘヘ(*´σー`)ってなっちゃいます。それを見ていると、自分もワラけてしまってなんか福笑いどころじゃないです。
初売りもポチりと済ます冬ごもり ― スカガワこけ子1月24日
みなさま、初売り気合い入れるタイプでしょうか?こけ子は高校生になって、それなりに経済活動する年ごろから常に初売りや福袋を避けてファイナルセールに買うタイプです。息子がいるとじっくり何か商品を選んだり、店をはしごする気力も出ないですし、新型コロナの影響も相まってもっぱらECショッピングです。
福引や無垢な心に運たくす ― スカガワこけ子1月25日
福引は子どもの無垢な心に任せてみたら、いいもの当たらんじゃないかという親の邪心を句に込めました。福引も新年の季語なので、ほかの季節の抽選大会は注意しないとですね。
初湯にてちんまり座り背中流す ― スカガワこけ子1月26日
須賀川市に越してきて、近隣にたくさん日帰り入浴できる温泉があって非常にうれしいこけ子です。嫌なことがあっても温泉につかってのんびりするとリフレッシュできます。風呂の椅子に座る子どもの背中はちんまりしてなんともかわいいです。
白鳥の隊列が飛ぶ虚空みる― スカガワこけ子1月28日
灰まじり子白鳥や羽ばたきぬ― スカガワこけ子1月28日
湖岸より白鳥の声サラウンド ― スカガワこけ子1月29日
白鳥の発着告げるホイッスル ― スカガワこけ子1月30日
白鳥にパンやる指の小ささよ ― スカガワこけ子1月31日
NHKラジオの平日午前帯場案組「らじるラボ」の火曜日俳句コーナー「ラボ句会」むけの句です。兼題(季語のお題)は白鳥です。
こけ子は生まれも育ちも北国なので、白鳥の飛来は冬の風物詩でした。近くの公園の池や河川の岸や田んぼには、シベリアなどからわたってきた白鳥の群れが賑やかに越冬して春になると去っていきます。その情景を思い出して作句しました。選句されるか結果は2月まで持ち越しです。
俳句初心者にお勧め本
- 柏餅 かしわもち
- 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。