きほんの季語!春編その2 人事・行事

春の季語人事・行事のまとめ子育て俳句

2021年の春は初夏のような気温が3月末に続いて、そのあと平年並みの気温に。

一回あったかさを味わうと、その後の花冷えがつらい!スカガワこけ子です。雨が降っても生暖かい空気になったりすると、ああ春もたけなわ。でも5月の1週目までが俳句の春ですからね。あたふた季語のまとめを書いています。

自分の俳句勉強もかねて、春の季語まとめです。日々取り入れやすいものを抜粋しています。

いちばんわかりやすい俳句歳時記

俳句初心者にお勧め本

発売日: 2016年10月13日頃
著者/編集: 辻桃子・安部元気
出版社: 主婦の友社
発行形態: 単行本
ページ数: 528p
ISBNコード: 9784074184323

俳句初心者に鉄板の季語 春

春というのは2月4日付近の立春から、5月6日の立夏までをさします。早春から晩春までの時候と人事・行事についてまとめます。

それにしたって時候・人事・行事の境目って何なんだろう。今度調べてみよう。

春の季語:人事

春って何事も始まる季節、学校・会社・衣食住・農業漁業でずいぶん人事の種類があるなあ。

学校にまつわる春の季語

人生で最初の分かれ道、受験と学校生活の出会いと別れ。

  • 大試験(入学試験・卒業試験・及第・落第・合格)
  • 受験(受験生・受験宿など)
  • 入学(1年生・新入生・入園児なども)
  • 卒業(卒業式・卒業生・卒園)
  • 春休み
  • 遠足

会社と仕事まつわる春の季語

新社会人のフレッシュさに、労働者の切実さがにじみ出る春闘。事業主の憂鬱、確定申告。むかしのお仕事で言うと、農家や杜氏が仕事を終えて帰ることも季語になっているんですよね。

  • 新社員・新教師
  • 春闘
  • 納税期・申告期
  • 杜氏帰る(冬の仕込みを終えた杜氏がかえること)
  • 出替わり(その昔農村から都会へ出た季節労働者が帰ること)

体調にまつわる春の季語

寒暖差で風邪ひきやすい時期。花粉症は目と鼻のむずむずで春がわかる。

  • 春の風邪
  • 花粉症(スギ花粉症)

衣にまつわる春の季語

  • 春袷
  • 春帽子
  • 春日傘
  • 春服
  • 花衣

食にまつわる春の季語

  • 桜付け
  • 花菜漬け
  • 蕗味噌
  • 木の芽和え
  • 田楽
  • 青饅
  • 目刺・干し鰈・干鱈・白子干
  • 蜆汁・浅蜊汁
  • 草餅・鶯餅・椿餅・桜餅
  • 菜飯・令法飯
  • 味噌豆煮る

住にまつわる春の季語

  • 春燈・春の灯
  • 春障子
  • 北窓開く・目張り剥ぐ
  • 春の炉・春暖炉・春ストーブ・春火鉢
  • 春炬燵・炬燵とる
  • 春眠
  • 朝寝
  • 春の夢
  • 春愁

庭・畑にまつわる春の季語

  • 雪割・雪囲い解く
  • 垣手入れ・屋根替え
  • 麦踏
  • 野焼・山焼・畑焼・芝焼
  • 農具市・植木市
  • 田返し・畑打ち・田打ち
  • 物種・種選・種浸し・種蒔
  • 苗床・苗代
  • 芋植う
  • 剪定・根分け・挿木
  • 牧開き・羊の毛刈る
  • 茶摘み・製茶
  • 猟名残

海辺川辺にまつわる春の季語

  • 磯開き・海女・磯焚火
  • 磯菜摘
  • 潮干狩り・磯遊び
  • のぼり簗
  • 観潮・渦潮

花見・野遊びにまつわる春の季語

  • 梅見・花見・花人・花守
  • 花筵・花筏
  • 春興
  • 花疲れ

この遊びは春の季語

  • シャボン玉
  • 風船
  • 風車(かざぐるま)
  • ぶらんこ
  • 凧・凧あげ

春の季語:行事

2月の行事

  • 二日灸
  • 初午
  • 針供養
  • 建国記念の日
  • 涅槃会
  • バレンタインデー

3月の行事

  • 雛市・桃の節句・雛祭り・雛・菱餅・白酒・雛あられ・雛納め・雛流し
  • お水取り
  • 彼岸会・日迎え・日送り

4月の行事

  • エイプリルフール・四月馬鹿
  • 謝肉祭
  • イースター・復活祭
  • 仏生会
  • 花御堂
  • 甘茶
  • 義士祭り
  • 都踊り・東踊り
  • 水口祭り・田祭り・苗代まつり
  • 鐘供養
  • 昭和の日(4月29日)

5月の行事

  • メーデー(5月1日)
  • みどりの日(5月4日)
  • ゴールデンウィーク

そのたの行事

  • 遍路
  • 伊勢参り
  • 開帳
  • 春祭り

俳句初心者にお勧め本

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  • 柏餅 かしわもち
  • 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。 

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