田んぼアートのテーマは「おむすびころりん」
2021年はかがみいし田んぼアートが10周年。田んぼアートも2020年には新型コロナの影響で中止になり、歴代作品から数えて9作品目。こけ子も息子も鏡石の田んぼアートは初めて、田んぼアート自体を生で見るのはこれが初めてです。
おむすびが転がる「牧場のあーさー♪」、犬など動物変化して行くイメージのイラスト。
田んぼアートのもとになるイラストは引き続き有名アニメの作画を数多く手掛けたアニメクリエイターの湖川友謙(こがわとものり)氏がデザインだそうです。
コメ作りと図書館というキーワードが見事に融合されている!とこけ子は思います。わんぱく息子は「おむすび」を食べるのも、キャラクターとしても、昔話としてもこよなく愛しているため大興奮。
2階の展示室で原画のイラストをぬりえにして配布しています。
「かがみいし田んぼアート」、「岩瀬牧場トウモロコシ巨大迷路」の2か所を回るスタンプラリーで景品が当たるキャンペーンもあるので夏の近距離レジャーにおすすめです。
田んぼアートの観覧方法
田んぼアートを見るには高いところから。鏡石駅からも徒歩で行ける「鏡石図書館」の4階から観覧することができます。駐車場も無料です。2階の展示室ではこれまでの田んぼアートの歴史や、鏡石の観光PRに関するパネル展示や動画を見たりすることができます。
鏡石町図書館4階展望室について
- 住所:〒969-0404 福島県岩瀬郡鏡石町旭町440-6
- 閲覧時間 6月、9月、10月:午前9時00分から午後5時30分まで
- 7月、8月:午前9時00分から午後6時30分まで
- 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は次の日)
※7月、8月の休館日の毎週月曜日※祝日の場合は翌日※田んぼアートのみ開館
※新型コロナウイルス感染症の影響により閲覧時間を変更しています
田んぼアートに使われている稲
田んぼのキャンパスの絵具となる苗は6色9種類使用しています。古代米の紫はなんとなく想像がつく種類ですが、観賞用の稲の色がこんなに豊富だったとは知らなかったです。名前もきれいですね。
- 緑: 天のつぶ(うるち)
- 紫(黒): 紫大黒(古代米)
- 黄色: 黄大黒(古代米)
- 白: ゆきあそび(観賞用)
- 赤: べにあそび(観賞用)
- 橙: あかねあそび(観賞用)
- 濃赤: 赤穂波(観賞用)
- 濃緑: 紫穂波(観賞用)
- 濃緑: 緑米(古代米)
色とりどりの苗を計画通りに植えて育てるのは並々ならぬ工夫がいることでしょう。岩瀬農業高校の生徒さんが苗を育て、鏡石建設業協同組合3社の協力で測量して田植えします。
かがみいし田んぼアートのサポーターになろう
実は、この田んぼアートプロジェクトに協力することもできます。一口三千円というお財布に負担が少ない金額からサポーターになれるうえ、なんと特典が付きます。
田んぼアートで収穫された「天のつぶ」3kg・ノベルティグッズ・チラシなど
お米、しかも天のつぶ3キロもらえるならかなりお得なサポーター制度ですよね。
会場にあったチラシの裏面が申込書になっており、郵送かファックスして申し込んだ後、郵便振替用紙が返信される手順のようです。詳しくは鏡石町観光協会にお問い合わせください。
そしてそして、鏡石町が2022年の「全国田んぼアートサミット」開催地となることが正式決定したそうです。これから田んぼアートの町として、ますます盛り上がっていきそうですね!