2月は28日しかないし、あっという間だな。あっという間って毎月言ってるこけ子です。
それにしても地震があったかと思うと、銃撃事件があったりと、ざわざわし通しで暮らした2021年の2月でしたね。犯人と思しき人物が捕まって少しホッとしています。
毎日一句!子育て俳句の自分ルール
- なるべく、子どもといる日常を切り取ってつたえる
- 無理せずなじみのある季語を選ぶ
最近のInstagramでは育児イラスト・育児漫画がたくさんあって、そのなかでも育児カルタとかママカルタ・パパカルタとか風刺や愚痴、育児あるあるなどのネタ感は控えめにしていこうという挑戦です。
毎日一句!子育て俳句集2月如月下旬の巻
薄氷池の魚の影を追う ― スカガワこけ子2月21日
もう何回かいたのか、春って言ってもまだまだ寒し。公園の池の水も薄く凍っているのですが、池の住人(鯉?鮒?)がゆらりと動くのをしっかり見つける息子です。
猫の恋夜泣きのお子をなだめつつ ― スカガワこけ子2月22日
2月22日は猫の日です。猫の日イベントや商品の充実っぷりが年々ましてる気がします。発情期なんでしょうか、夜中の猫はちょっと怖い。息子もあんまり夜中起きるタイプではないのに地震のあと情緒不安定気味でたまに起きてしまうのです。
覚えたて千代紙の雛折る手際 ― スカガワこけ子2月23日
園の制作で女雛と男雛の作り方を覚えてきた息子。家でもつくっていました。お雛様熱冷めやらぬ息子であります。
春泥を洗い干したるスニーカー ― スカガワこけ子2月24日
春のぬかるみに喜んで突入していく息子です。園庭用の靴を洗うと信じられないほどの泥と砂が出てきます。
春疾風小さき背中押し出され― スカガワこけ子2月25日
春の突風は力強く、息子の背中も飛ばされそうです。ローラースケートはいてたら自動で走れそう。
おのこまでニッコリ眺むひな祭り― スカガワこけ子2月26日
厄神を流し清ませりひな祭り ― スカガワこけ子2月27日
仕舞い込む形見の人形ひな祭り ― スカガワこけ子2月28日
NHKラジオの平日午前帯場案組「らじるラボ」の火曜日俳句コーナー「ラボ句会」むけの3句です。兼題(季語のお題)はひな祭りです。実家の雛人形は、大人になると押し入れから出されることもなくて今は一体どうなっているのか。
ちなみに須賀川の市内各所では雛人形やつるし雛もかざってあります。まちに漂う華やかさ雅な雰囲気にうきうきしますよね。第17回「雛の笑顔に会えるまち」ではスタンプを5個集めると抽選で景品が当たるスタンプラリーも開催中です。
俳句初心者にお勧め本
- 柏餅 かしわもち
- 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。