息子が花粉症なのか鼻風邪なのかわからず、体調も心配だし、このご時世クシャミも人目も気になるしで右往左往のこけ子です。
梅は満開の木も多くなり、桜もまだ固いけれども膨らみが大きくなって、日に日に春を実感しますな。
毎日一句!子育て俳句の自分ルール
- なるべく、子どもといる日常を切り取ってつたえる
- 無理せずなじみのある季語を選ぶ
最近のInstagramでは育児イラスト・育児漫画がたくさんあって、そのなかでも育児カルタとかママカルタ・パパカルタとか風刺や愚痴、育児あるあるなどのネタ感は控えめにしていこうという挑戦です。
毎日一句!子育て俳句集3月上旬の巻
あれからとそこかしこで聞く三月来る ― スカガワこけ子3月1日
3月を迎えると毎年あの東日本大震災をめぐるニュース、イベントで「あれから」と聞くなあ。2月の地震でも、あの地震の教訓や対策、行動が活かされたのではないかと思えます。
水温む蛇口の青も淡く見え ― スカガワこけ子3月2日
手洗いの頻度が高すぎててカサカサのこけ子に対し、息子の手はそれでもつるつる。うちは古すぎて洗面所は水のみの「青」蛇口なんですが、冬より少し青がやさしく見えそう。
ぺりぺりと葉をはがして桜餅 ― スカガワこけ子3月3日
桜餅の葉、食べる食べない論争っていつの世もありますが、息子は確実に食べない。こけ子といえば、もったいないから我慢して食べてたけど…葉の筋っぽさや塩気の強さがないほうが美味しいと思う。
春の夕まだ帰らじとしゃがみ込む― スカガワこけ子3月4日
だんだん日も長くなり、夕方もあたたかいと「まだ遊びたい!」と粘ることも増えますな。
電車発つ駅に佇む三色菫 ― スカガワこけ子3月5日
東北本線を見たくて駅のそばによく行くのですが、鉢にパンジーが咲いていて華やかになってきました。
春風よ涙飛ばしてあの夜の君の ― スカガワこけ子3月7日
春風に帽子おさえて力比べ― スカガワこけ子3月8日
春風と一番競うわが子かな ― スカガワこけ子3月9日
ラボ句会の兼題は「春風」でした。春風は暖かさもあるけど、強く吹く勢いも感じますね。うちの子と春風を合わせると、長閑さよりも弾けるような突風のイメージになってしまいます。
飛行機の音見上げれば風光る ― スカガワこけ子3月10日
春の空・風って白色度が高いというかトーンが明るく、上空の小さな飛行機にもいち早く察知してこけ子に知らせてくれる息子です。
俳句初心者にお勧め本
- 柏餅 かしわもち
- 粽とともに、五月五日の端午の節句菓子として知られる。新粉生地で餡を包み柏の葉でくるみ、蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味がある。