今年は秋が早いなーと思いつつ、晴れれば30度弱で暑い。
10月2日は須賀川市で少しだけ花火が上がり、自宅からも見えて歓喜!
息子はわんぱくの塊のわりには、大きい音が苦手なので、ちょっとこわごわ。でも花火は見たいらしく、葛藤していましたとさ。
毎日一句!子育て俳句の自分ルール
- なるべく、子どもといる日常を切り取ってつたえる
- 無理せずなじみのある季語を選ぶ
最近のInstagramでは育児イラスト・育児漫画がたくさんあって、そのなかでも育児カルタとかママカルタ・パパカルタとか風刺や愚痴、育児あるあるなどのネタ感は控えめにしていこうという挑戦です。
ワンパク坊主のママによる子育て俳句集9月下旬の巻
十六夜や寝息聞きつつめくるページ
― スカガワこけ子 9月16日
あるはずと思えば浮かぶ雨月かな
― スカガワこけ子 9月17日
十五夜はじゅうごやなのに、一日後の十六夜はいざよい、というなんかロマンチックな響きの呼び方に変わります。少しずつかけてく様子のほうが儚げで日本人が好きなのかも。
流れ星胸に光らせヒーローごっこ
― スカガワこけ子 9月18日
願い事早口言葉で流れ星
― スカガワこけ子 9月19日
かわいいねパターンとしての流れ星
― スカガワこけ子 9月20日
9月20日、第57回「#ラボ句会」の兼題は 『流れ星』です。須賀川も市街地なので、夜もそこそこ明るくなかなか流れ星はお目にかかれず。息子はウルトラマンごっこに目覚めています。
人まばら密に咲くは曼珠沙華鯉
― スカガワこけ子 9月21日
はっとして地蔵の傍ら曼珠沙華
― スカガワこけ子 9月22日
曼珠沙華が鬼滅の刃によって日本中に花の存在感が注目されるという謎の事態。
快晴に慌てて探す秋団扇
― スカガワこけ子 9月23日
秋団扇裏に落書き付け足され
― スカガワこけ子 8月24日
湿気はないけど、晴れると暑い!秋団扇っていい季語だな。
帰り道イヌ形探しうろこ雲
― スカガワこけ子 9月25日
うろこ雲の中に犬に似たやつ探しながら家に帰る。
子ども背負い爽やかに歌口ずさむ
― スカガワこけ子 9月26日
おはようと爽やかに揺れる通学路
― スカガワこけ子 9月27日
爽やかに目で笑うレジの中
― スカガワこけ子 9月28日
9月28日、第58回「#ラボ句会」の兼題は『爽やか』でした。さわやかという形容表現も季語なのか。
コロナ禍で目で爽やかに笑う技術が必要になりましたよね。怒ってないよ!ウェルカムですよってマスクの上の目だけで頑張るというか。そんなことを俳句にできないかと苦心。
虫の声まねる親子のコンクール
― スカガワこけ子 9月29日
虫の鳴き方のまねで息子ともめる。
長袖と半袖散らばる九月尽
― スカガワこけ子 9月30日
季節の変わり目に、子ども服を繰り出して洋服のサイズタグを確認する恒例の行事。