端午の節句・こどもの日の季語

端午の節句・こどもの日の季語まとめ 子育て俳句

五月五日の「端午の節句」は、武者人形・幟(のぼり)・鯉幟(こいのぼり)などで男の子の誕生を祝う行事。三月三日のひな祭りは桃の節句に対して、五月五日は菖蒲の節句・菖蒲の日。

こどもの日は昭和二十三年に制定された国民の祝日で、こどもの人格を尊重して幸福を図る日。じつは男女は関係ない祝日なのです。

自分の俳句勉強もかねて、端午の節句・こどもの日にまつわる季語まとめです。

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著者/編集: 辻桃子・安部元気
出版社: 主婦の友社
発行形態: 単行本
ページ数: 528p
ISBNコード: 9784074184323

端午の節句・こどもの日にまつわる行事・装飾の季語

端午(たんご)

五節句のひとつ、端午の節句は旧暦の月の端(はじめ)の午(うま)の日です。午(ご)⇒五に通じるので5月5日が端午の節句として定着。

江戸時代の武家社会になると菖蒲⇒尚武=しょうぶ読みから武家の男子の成長と一族の繁栄を願う行事として盛んにお祝いされ、男の子の節句として広まります。

  • 端午の節句、重五、五月の節句
  • 菖蒲の節句、菖蒲の節会
  • 初節句
  • 菖蒲の日

馬弓 うまゆみ

端午の節句は馬の祭事。神社などで流鏑馬の催されるところもあるのではないでしょうか?選ばれた射手が馬上から的を射る、流鏑馬のこと。端午の節句に行われた天覧の儀式。

  • 馬弓 うまゆみ
  • 流鏑馬 やぶさめ
  • 笠懸
  • 犬追物

駒牽(こまびき)

端午の節句に行われた騎射(うまゆみ)に出場する馬を天皇にご高覧いただくため引き回しすること。陰暦の四月二十八日の行事。

  • 兜飾る駒牽(こまびき)
  • 夏の駒牽(なつのこまびき)

武者人形 むしゃにんぎょう

五月人形として鎧や兜を飾ることは、身の安全を願って神社に、鎧や兜を奉納する武家の風習です。鎧や兜は武将にとっては自分の身を護るもの、そして自分の家のシンボル。現在でも鎧兜が事故や病気から大切な子どもを守る意味がこめられて飾られています。

  • かぶと人形、五月人形、あやめ人形
  • 武具飾る・兜飾る

鯉幟・こいのぼり

江戸時代の町人の節句飾り。鯉が竜門という滝を龍になって天に登るという中国の伝説から、男の子の出世を祈願して飾られました。鯉は池や沼でも生息できる生命力の強い魚。子どもがどんな環境でも育つようにという思いもこめられています。明治時代の末頃までは紙製で今では布製・ちなみに釈迦堂川にかかるのはナイロン製の丈夫なもの限定。

  • 鯉幟(こいのぼり、こひのぼり)
  • 五月鯉

端午の節句にまつわる植物の季語

菖蒲 しょうぶ

端午の節句といえば菖蒲の節句。水中から剣のような緑の葉が特徴。花は黄緑の小さい。邪気を払う植物で古くは「あやめ」「あやめ草」と呼ばれていた。

  • 白菖、水菖蒲
  • あやめ、あやめぐさ、菖蒲髪
  • かきつばた
  • あやめ
  • 菖蒲葺く、菖蒲引く

花菖蒲 はなしょうぶ

剣状の葉が菖蒲に似ているけれど菖蒲と花菖蒲は別の植物。

  • 菖蒲園、菖蒲池
  • 野花菖蒲
  • 菖蒲見
  • 菖蒲田
  • 白菖蒲、黄菖蒲
  • かきつばた・あやめ

菖蒲湯 しょうぶゆ

端午の節句に、菖蒲の葉を湯にうかべて入浴すると邪気を祓い身を清めてくれる

  • 菖蒲湯
  • 菖蒲風呂

端午の節句にまつわる食べものの季語

柏餅 かしわもち

柏餅は上新粉で餡を包み柏の葉でくるんで蒸した菓子。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の願いがこめられている。子どもを守る親心のお餅。

粽 ちまき

新粉や葛粉で作った生地や羊羹を笹の葉で包み、蘭草で縛り蒸したもの。古代中国の詩人・楚国の政治家である屈原の命日・五月五日に用意されたお供え物が粽のルーツ。日本では平安時代の端午の儀式では米を茅(ちがや)や真菰(まこも)の葉で巻いて煮ていたようで、甘い和菓子として広まるのは江戸時代。各地には、葉の種類や形も異なるさまざまな粽がある。

  • 粽結う、粽解く
  • 茅巻、笹粽、筒粽、飾粽、菰粽、飴粽、
  • 巻笹、巻笹売り

菖蒲酒

菖蒲(しょうぶ)を徳利や銚子に入れて酒にひたしたもの菖蒲

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