暮らす術防災の日はすべての日
こけ子
親子英語モンシェーンの先生でもあり、ママカラ防災のファシリテーターでもあるともPこと池田朋美先生が非常時でもできるお米の炊き方を教えてくれました!
場所は鏡石町。災害に強い家づくりの廣創建設さんです。キッズスペースもあるので、お子さん連れもたくさん。
「避難所で食事が出るのは最短で3日」防災の日に母親目線で「防災食」を考えるをテーマに、実体験からでたリアルなママの備え方が学べましたよ。
避難といえば避難所?子育て世帯のベストな避難先を考えよう!
最近では豪雨の災害もほとんど毎年どこかで起きてしまいますよね。2011年の東日本大震災の時は「とにかく避難所へ行くしかない!」と思い込んでいたともP。当時の避難所須賀川アリーナへ向かったものの、ほかの家族と仕切りもなく、一晩中ライトも付きっぱなしで、トイレも故障。避難所にいること自体に疲弊してしまったそうです。
震災の経験を経たともP一家は、2019年の台風で浸水した時は自宅の2階で垂直避難を選んだそうです。
ともP家では、おむつを活用した簡易トイレを設置。おむつがあるは小さい子どもがいるおうちのアドバンテージですよね。「特別なトイレだよ」と声をかけてポジティブ。
講座のお土産に木粉簡易トイレをいただきました。やっぱりトイレ使えない時の対策は重要ですね。
子どもがいるおうちは親戚の家やホテルなど、周りの目を気にしないで、ママも子どもも少しでも安心できる場所を避難先として確保するのも大事ですね。
湯せんで白米を炊く!幼児にもおすすめアイディ防災アレシピ
大きめのお鍋にお湯を沸騰させて、アイラップ(耐熱性のあるビニール袋)にお米とご飯のかたさに応じた水を入れて固く結んでドボンと着けるだけ。
- おかゆ、やわらかめ、かためそれぞれに合わせてお米と水をはかる
- 30分以上水につける
- 30分煮てから15分以上蒸らす
水を節約するため、普通の精米された白米をとがずに使うので、普段から無洗米のご家庭はより調理しやすく食べやすいかも。湯せんに使うお湯は口に含まないので、井戸水とか川の水とかお風呂の水とかでもOK!
卵スープとか即席スープの素を入れて味ご飯にしたり、トマトジュースと粉末コンソメを入れて水の分量を多くしたリゾット風などのアレンジもできます。
防災食特有の味の濃さや、レトルトカレーの脂の多さで食べ疲れしてしまったりせず、食べなれたあったかい食事をとれると心もすこし元気になれそう。
いつもの食材が一番安心!乾物を災害時も活用しよう!
わたしは一人暮らしの時から乾物と缶詰、レトルト食品を常備するクセが。生野菜を消化しきれないときのため、そして節約と手抜きのためっていうずぼらな理由なのですが。
今回の防災講座でも、防災食を買いだめするより日常的に使う食材として乾燥野菜や改造なんかはおすすめだそう。干しシイタケや切り干し大根、わかめ、塩昆布などなど軽くて日持ちするし自然と出汁がでて味付けの助けになるものが多いですよね。このひは切り干し大根と塩昆布、雑穀の和風スープも湯せん調理でできるそうですよ!
災害時の停電に備えるポータブル電源