2021年の桜は開花してから瞬く間に満開になりましたね。4月最初の週末は雨予報。散るのも早そうでソワソワします。こけ子家もお花見かなり繰り上げました!
須賀川市観光物産振興協会の「須賀川さくらまつり」や釈迦堂川ふれあいロードでは「鯉のぼり川渡し」が始まります。
翠ヶ丘公園のふもとにある下の川の桜並木は目黒川にも負けない美観
翠ヶ丘公園内の三千代姫堂と桜のフレームは味わい深いですね!
桜が咲いて、お花見といえば桜餅も外せないよね。子どもの妊娠・出産・授乳を機に、ほぼお酒飲まなくなりましてより甘党に、花より団子なこけ子です。
関東風桜餅「長命寺」(ちょうめいじ)
芳賀菓子店本舗の長命寺タイプの桜餅はかなり大きめでピンクもしっかり濃いめです。
長命寺
発祥は関東で、クレープ状の生地であんこを包んだタイプ。約300年前「長命寺 桜もち 山本や」初代が、桜餅を考案しました。向島の名跡・長命寺の門前で、売りはじめたことに由来します。
関西風の「 道明寺」(どうみょうじ)
玉木屋本舗の道明寺タイプ桜餅は口にしやすい小ぶりなサイズと、ピンク色は控えめな見た目です。
道明寺
発祥は関西で、「道明寺粉」で作られていることから、そう呼ばれています。道明寺粉とは、もち米を蒸した後、乾燥させた保存食、糒(ほしい)を適当な粒に粗挽きしたものです。
関東風か?関西風か?日本の桜餅分布調査
桜餅といえば、クレープみたいな関東風、つぶつぶの関西風道明寺のどちらが好きですか?
こけ子の実家は岩手県です。桜餅は道明寺派でした。おそらく母が道明寺が好きなため。ぼんやりした記憶ですが、和菓子屋さんやスーパーでも道明寺が多くて、長命寺はそんなに売っていなかったよう思います。そしてこの年になって初めて、あの薄い生地の桜餅が「長命寺」だったと知りました。(そのくらい接点がなかったということか)
どういう区分けで二つの桜餅が食べられているのだろう。と検索してみましたところ
さすがウェザーニュース様、すでにまとまった記事がございました。しかも丁寧に日本地図で色分けまでされています。
2015年は青森・岩手・宮城・福島が道明寺派で、秋田だけは長命寺でした。2018年には岩手・山形が両方に変化するものの、東日本に分類されてる東北なのに関西風・道明寺タイプの桜餅が多かったりするのは謎ですね!文化の移動経路なのか??